優雅なたたずまいが特徴の聖観音菩薩立像=1月23日、福井県小浜市の県立若狭歴史博物館

優雅なたたずまいが特徴の聖観音菩薩立像=1月23日、福井県小浜市の県立若狭歴史博物館

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腰ひねった優雅な重文「聖観音菩薩立像」公開 福井

福井新聞(2020年1月25日)

 福井県美浜町佐柿の青蓮寺の重要文化財「聖観音菩薩(ぼさつ)立像」が2月2日まで、小浜市の同県立若狭歴史博物館で特別公開されている。穏やかな表情で、わずかに腰をひねった優雅な姿を見ることができる。

 平安時代の10世紀ごろに作られた木像で、高さ53センチ。全体的にほっそりとしていて、花飾りのある冠や巻き上げた髪など、洗練されたデザイン。技術力の高さがうかがわれ、京都で活躍した仏師が彫ったとみられる。緩くS字に体をひねり、あでやかにたたずんでいる。

 窪田裕美学芸員は「小さい像だが、細かく丁寧に掘り込まれている。新春にふさわしいほっこりするほど美しい像を見てほしい」と話している。観覧料は一般310円、高校生以下と70歳以上は無料。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。期間中は27日が休館。

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