バットを磨く工程を見学する児童たち

バットを磨く工程を見学する児童たち

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バット生産現場を見学 福光スポ少野球部

北日本新聞(2020年1月26日)

 自分たちが普段使っている地元特産のバットについて知ろうと、南砺市の福光スポーツ少年団野球部の児童や保護者が25日、同市福光のバット工場を訪れ、原木から製品に加工されるまでの工程を学んだ。

 福光地域は木製バットの国内生産シェアトップを誇る。野球部のメンバーは2グループに分かれ、18日に続いて同市福光のトヤマ運動具製作所(水内信義代表)を訪れた。

 同社の水内康晴さんがバットの素材となる木材の乾燥から、成形や研磨、塗装といった一連の工程を説明。プロ野球選手向けや贈答用の「記念バット」など、幅広く手掛けていることも話した。福光南部小6年の松本徳真君は「細かい技術が必要な作業で、難しそうだった」と話し、福光中部小6年の村上優作君は「有名な選手のバットが福光で作られているなんてすごい」と笑顔を見せた。

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