ヒョウタンの切り抜き方を参加者に伝える岩崎さん(右)

ヒョウタンの切り抜き方を参加者に伝える岩崎さん(右)

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善光寺門前を彩るランプ作り 長野灯明まつりに向けて

信濃毎日新聞(2020年1月26日)

 穴を開けたヒョウタンにライトを組み合わせたランプを作るワークショップ(参加型講座)が25日、長野市のシェアオフィス「西の門ホワイトハウス」であった。長野市の善光寺や周辺で2月6〜11日に開く「長野灯明まつり」期間中の7日夜、西之門町の通りに光をともす。

 講座はヒョウタンのランプを手掛ける中野市の工芸作家岩崎純子さん(42)が企画。岩崎さんは同シェアオフィス内に事務所を置いており、ランプの魅力を伝えながら、灯明まつりに訪れた人がまち歩きを楽しめるよう、ランプを作ることにした。

 講座には近隣住民ら8人が参加した。大きさや形がさまざまなヒョウタンの中から一つを選び、彫りたい模様を下書き。カッターナイフなどを使って穴を開けた。時折「かわいいね」などと作品を褒め合い、笑い声も広がった。

 長野市新諏訪の萱津房子さん(70)は、宇宙に輝く星々をイメージしたというランプを作り、「無心で自分が表現したいことに向き合えるのが楽しい」と笑顔。ランプは午後5〜10時ごろに点灯予定で、岩崎さんは「愛らしい形をしたランプが並ぶのが楽しみ」と話していた。

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