氷室小屋に雪を詰める身ぶりをする関係者=金沢市湯涌町

氷室小屋に雪を詰める身ぶりをする関係者=金沢市湯涌町

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雪なしの氷室仕込み 湯涌温泉、35回目で初

北國新聞(2020年1月27日)

 金沢市湯涌温泉で26日、記録的な暖冬で積雪がない中、冬の風物詩「氷室の仕込み」が行われた。氷室小屋周辺の山中も地面がむき出しの状態で、関係者は晴天の下、木製のスコップで小屋に雪をかき入れるしぐさを行い、仏事のみを営んだ。
 「氷室の仕込み」と例年6月の「氷室開き」は、加賀藩が冬に雪を貯蔵し、夏に江戸の将軍家へ献上した風習を再現している。1986(昭和61)年に湯涌温泉観光協会が復活させた。1月下旬の「氷室の仕込み」で雪を貯蔵できなかったのは、35回目の今回で初めて。
 湯涌温泉観光協会は今後、雪が積もり次第、関係者で氷室小屋に詰める。安藤有(たもつ)会長は「少しでも雪を蓄え、6月の氷室開きを無事に迎えたい」と降雪を願った。

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