五穀豊穣を願って披露される獅子舞=心蓮坊

五穀豊穣を願って披露される獅子舞=心蓮坊

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豊穣願い獅子舞奉納 魚津・小川寺で伝統行事「宮田」

北日本新聞(2020年1月27日)

 魚津市小川寺の伝統行事「宮田(みやでん)」が26日、同所の心蓮坊で行われ、住民が五穀豊穣(ほうじょう)を願って獅子舞を奉納した。

 住民が料理や酒を楽しんでいるところに、「てんぐ」「あねま」「ばば」の面を着けた踊り手と獅子が登場。笛と太鼓の演奏に合わせ、獅子は頭を左右に振りながら腰をかがめて進み、てんぐは右手右足、左手左足を一緒に上げて跳ねるように舞った。獅子が住民の頭をかんで厄払いした。

 宮田は神前に供える米を収穫する田んぼのこと。かつては4月に執り行われていたが、戦時中に若者が少なくなったため、1月の火祭りと併せて行うようになった。心蓮坊と近くの光学坊が交代で受け持つ。

 獅子舞は県の無形民俗文化財。小川寺獅子舞保存会(本井正章会長)が継承し、春と秋の祭礼でも披露している。

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