毎月26日を「26(ふろ)の日」と称し、飲食物などを販売する催しが26日、下諏訪町の温泉街で始まった。諏訪大社下社秋宮を参拝する人たちを街中に呼び込もうと企画。ほくほくの焼き芋などを買い求める人たちでにぎわった。
同町の下諏訪温泉旅館組合と下諏訪財産区、下諏訪商工会議所が、地域の活性化につなげようと今月から企画。同財産区が管理する入浴施設「遊泉ハウス児湯(こゆ)」前と、秋宮前の観光案内所で開いた。
入浴施設前で焼き芋を買った岡谷市山手町の有賀勝利さん(77)は「入浴後に食べれば体も心もほっこりする」と笑顔。観光案内所では、洋菓子店や雑貨店が町文化財「万治の石仏」の顔を表現したクッキー、布の財布などを販売した。2月以降も毎月26日の午前10時〜午後3時に開く。