ジビエ料理を味わう来場者=金沢市内のホテル

ジビエ料理を味わう来場者=金沢市内のホテル

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ジビエ、美味伝え 石川県内95店で料理フェア開幕

北國新聞(2020年1月29日)

 石川県産イノシシ肉やシカ肉の魅力を伝える県の「いしかわジビエ料理フェア」(北國新聞社後援)は28日、県内のレストランや精肉店95店舗で始まった。初日はANAクラウンプラザホテル金沢で試食イベントが開かれ、来場者は参加12店が腕をふるった料理を味わい、安全で栄養価の高いジビエの美味を実感した。
 能登産イノシシ肉「のとしし」のジャーキーやカレー、源助だいこんの煮物、原木シイタケ「のと115」入りのカレーパンなどが提供され、料理関係者のほか、県内の料理人でつくる「石川四季の会」の一般会員が味わいを確かめた。
 金沢市の北川芳子さん(70)は「くせがなく、脂も甘い。獣肉のイメージが変わった」と笑顔。同市の羽岡絵美子さん(70)は「イノシシ肉でカレーづくりに挑戦してみたい」と話した。
 フェアは2月29日まで。県が認定する「ジビエ応援店」に今年度加わった19店を含む95店が、イノシシ肉の販売やジビエ料理の提供を行う。正しく処理された獣肉のおいしさや、豚コレラ(CSF)による風評被害防止と安全性をPRし、消費拡大につなげる。「いしかわジビエ利用促進研究会」が協力した。

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