春を呼ぶチューリップ展が31日、砺波市中村のチューリップ四季彩館で始まった。4月に開幕する「2020となみチューリップフェア」に向け、色鮮やかなチューリップ1万本と早春の花々が会場を彩っている。2月16日まで。
チューリップの鉢花と切り花を各5千本用意したほか、今年のテーマである「Wa!和!輪!」にちなみ、花かんざしや雲間草(くもまぐさ)など和名の花も並べた。
開会式では、夏野修市長が「会期中は何度も来ていただき、展示を楽しんでほしい」とあいさつし、島崎清孝市議会議長が祝辞を述べた。清都和文県花卉(かき)球根農業協同組合長、清水穂砺波切花研究会長が加わり、テープカットした。
北部認定こども園(同市林)の5歳児50人が招待され、会場を一周できるミニSLに乗って展示を楽しんだ。
となみチューリップフェアのプレイベントとして砺波市と市花と緑と文化の財団が毎年開催している。