家具や住空間の手作りを気軽に楽しむ会員制シェア工房「KILTA富山」が4月にも、富山市でオープンする。体験イベントが2日、同市木場町の小池木材で開かれた。
KILTAは横浜市に本部を置き、全国各地で展開している。県内では小池木材資材営業部長の山崎晃裕さんが、建築業界の人手不足や空き家の増加などの解決に向け、一般市民に住空間を作る楽しさを知ってもらおうと立ち上げた。
この日は約40人が参加。本部から招いた家具職人や大工にドライバーや電動のこぎりの使い方を教わり、作業台を作った。
KILTA富山は富山市草島に設ける予定。道具を貸し出すほか、製作を教える人を募集し市民同士で教え合う工房を目指す。3月28、29日には工房内の床貼りや壁塗りをするイベントを企画している。問い合わせはメール、toyama@kilta.jp。