22日の本番に向け練習する「ヴェント・ディ・ムジカ」のメンバー=アオーレ長岡

22日の本番に向け練習する「ヴェント・ディ・ムジカ」のメンバー=アオーレ長岡

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「ヴェント・ディ・ムジカ」 長岡で10周年演奏会

新潟日報(2020年2月6日)

 新潟県内の女性6人組演奏家グループ「ヴェント・ディ・ムジカ」が22日、長岡市で結成10周年の記念演奏会を開く。音楽大出身者や県音楽コンクール入賞者らが共にレベルアップを図り、公演やイベントで音楽の楽しさを伝えてきた。節目の舞台に向け、メンバーは「本物の音楽に触れてほしい」と幅広い層の来場を願っている。

 ヴェント・ディ・ムジカはイタリア語で「音楽の風」の意味。発表の機会を求めていた長岡市の声楽家、永井優子さんが知人の演奏家らに声を掛け、2010年に結成した。

 声楽(ソプラノ)の永井さんと児玉祥子さん=新潟市=、ピアノの小田美紀子さん=同=、フルートの茨木理恵さん=長岡市=と武藤千明さん=同=、金管楽器ユーフォニアムの佐藤磨裕子さん=同=の6人で活動している。

 6人が集まって練習することは少ないが、それぞれが普段は演奏機会のない難曲に挑み、刺激し合ってきた。代表の永井さんは「自らに高い課題を課し、研さんの場にしてきた」と意義を語る。

 おおむね2年ごとに演奏会を開くほか、11年の東日本大震災後にはチャリティー公演を開いた。小学校を訪問して演奏するなど、地域貢献にも取り組んでいる。

 グループをきっかけに演奏活動を本格化させたり、指導者の道に進んだりしたメンバーもいる。フルートの武藤さんは「ヴェントが演奏家デビューだった。活躍するメンバーの姿を間近で見て、この世界で頑張ろうと思った」と語る。

 一流の音楽を提供するとともに、気軽に音楽に親しんでもらうこともグループの目的の一つ。19年から毎月、長岡市内で子ども向け、一般向けの各イベントを開く。童謡や歌謡曲を来場者と一緒に歌い、愛好者を増やす試みをしている。

 通算6回目となる今回の演奏会は、ペルゴレージ作曲のオペラ「奥様女中」がメイン。結婚を巡るドタバタ劇だ。ゲストとして演出家らを招き、日本語の字幕付きで全幕を披露する。

 ショパン作曲のピアノ曲「英雄ポロネーズ」などをメンバーが個別に披露する場面もある。永井さんは「敷居は高くない。赤ちゃんから大人まで、初めて音楽を聴く人にも来てほしい」と呼び掛けている。

 ホテルニューオータニ長岡(台町2)で午後2時開演。一般2500円、小学生から高校生まで800円(当日各500円増し)。未就学児は無料。

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