返礼品に加わるプランの一つ、村上さんが発案したかやぶきの館での写経

返礼品に加わるプランの一つ、村上さんが発案したかやぶきの館での写経

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辰野の暮らし、返礼品に 移住者考案の新プラン

信濃毎日新聞(2020年2月6日)

 辰野町はふるさと納税返礼品に、移住者が講師を務める体験プランを加え、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」に掲載した。町内の田舎暮らし体験施設「かやぶきの館」でヨガや写経などを体験し、旬の食材を使った食事を味わう内容。プランは都市部在住者向けで、地域の魅力を体験してほしいとしている。

 体験施設を管理する町内の会社「TUGBOAT(タグボート)」の村上康介さん(25)がプランを考案。村上さんは2015年4月から1年、町地域おこし協力隊員として活動。昨年愛知県から町内に移住し、プランを通して体験施設がある川島地区の魅力を伝える狙いだ。

 プランは「癒やし体験となる」写経やヨガなど五つの選択肢がある。3万円以上の寄付につき2人分で、食事が付く。写経は書道が得意な村上さんが担当。ヨガは昨年5月に横浜市から町内に移住した菊地ユミさん(38)らが講師を務める。菊地さんは「ヨガでリフレッシュして川島の良さも感じてもらえればうれしい」と意気込んでいる。

 プラン作りに携わった町地域おこし協力隊員の北埜(きたの)航太さん(25)は「返礼品に加えることでこれまで辰野町やかやぶきの館を知らなかった人の目に留まるとうれしい」と話している。

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