高岡市万葉歴史館(同市伏木一宮)は、令和の典拠となった万葉集の「梅花の宴」が催された2月8日に合わせ、同日限定の記念スタンプ台紙を館内に用意する。
梅花の宴は、越中国守だった大伴家持の父・旅人が、天平2(730)年正月13日(新暦2月8日)に太宰府で開いた。令和になって初めて宴が行われた日を迎えることから、スタンプ台紙を作った。
A4サイズで、梅花の宴で旅人が詠んだ歌や、家持が宴に影響を受けて追和した歌などを訳と合わせて掲載した。
同館受付の横に置いてあり、家持の姿や「令和」の文字が入ったものなど3種類のスタンプを押すことができる。問い合わせは同館、電話0766(44)5511。