たい焼きに衣を付けて揚げた「天ぷら鯛焼き」

たい焼きに衣を付けて揚げた「天ぷら鯛焼き」

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「天ぷら鯛焼き」じわり人気 飯田の店、新名物目指す

信濃毎日新聞(2020年2月8日)

 飯田市鼎名古熊の天ぷら店「天ノ松(てんのまつ)」が、たい焼きに衣を付けて揚げた「天ぷら鯛焼き」を考案して売り出したところ、徐々に人気が広がっている。県内では南信地方を中心に、お盆や彼岸にまんじゅうを天ぷらにして食べる家庭が多いことから商品化。昨年11月の発売から既に600個は売れたといい、同店は「一度試してみて」とPRしている。

 エビや野菜といった天ぷらを定食や丼などで提供している同店。おやつや土産としても使える変わり種の商品を作り、飯田の新しい名物にしよう―と、たい焼きに目を付けた。時間がたってもおいしく食べられるよう、衣の厚さを工夫したという。

 たい焼きは長さ13センチほど。銅鍋を使い、170度の油でからっと揚げる。手土産で食べて、揚げたてを味わいたいと来店する人もいるという。店長の松島春代さん(50)は「目の前で揚げたてを出すところがこだわり。冷めても温め直せばおいしく食べられます」と話している。1個200円(税込み)。日曜休み。問い合わせは同店(電話0265・48・0704)へ。

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