シルクスイートフェアの参加店を紹介するパンフレット

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シルク岡谷、シルクスイート特産化へ フェア開催、5店で提供

信濃毎日新聞(2020年2月8日)

 製糸業で栄えた「シルク岡谷」にぴったりの特産品―。サツマイモの品種「シルクスイート」の特産化を目指す岡谷市農業技術者連絡協議会は8日、岡谷産を使った料理を楽しむイベント「OKAYAシルクスイートフェア」を市内で始める。初開催で、おいしさを知ってもらい消費と生産拡大につなげる狙いだ。16日まで。

 期間中に菓子店やカフェ、パン店など5店に行くと、特別メニューを味わえる。各店は、シルクスイートを使ったパウンドケーキやポタージュなどを販売する。

 スイートポテトを作った「カフェ・ヒルバレー」の吉江勇介さん(40)は「岡谷産のシルクスイートは、中に蜂蜜が入っているのかと思うぐらいに甘味が強く、とろとろとしている。素材を生かしたメニューになる」と話す。

 シルクスイートは群馬県の種苗会社が開発。市農業技術者連絡協議会は昨春、市内の18の農業グループなどに2千本の苗を配布して栽培してもらった。協議会事務局は「フェアで特産化を盛り上げていきたい。市内を巡る機会にもしてほしい」としている。

 問い合わせは平日に市農林水産課(電話0266・23・4811)へ。

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