福井県奥越地方に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」が2月22、23日に勝山市街地で開かれるのを前に、実行委員会は7日、PR用のぼり旗を勝山市体育館ジオアリーナなど3カ所に約40本立てた。
のぼり旗は白、赤色を基調に、左義長まつりの最後を飾るどんど焼きの炎がデザインされている。国道に面したジオアリーナ駐車場では好天の下、市職員4人がポールに旗を結び付け、次々と柵に設置した。えちぜん鉄道勝山駅、市役所周辺にも取り付けた。
担当者は「今年も雪が少ないので、多くの方々に(浮き太鼓の演奏が披露される12基の)やぐら巡りを楽しんでほしい」と話していた。
16日には会場となる各区の道路上に緑、黄、赤など色鮮やかな短冊がつり下げられ、お祭りムードが一気に高まる。