職人の手ほどきで鍛冶技術を体験するモニターツアー参加者=三条市の三条鍛冶道場

職人の手ほどきで鍛冶技術を体験するモニターツアー参加者=三条市の三条鍛冶道場

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ものづくり生かし訪日誘客 国交省モニターツアー

新潟日報(2020年2月10日)

 ものづくりを生かしたインバウンド(訪日誘客)推進に向けたモニターツアーが、新潟県の燕三条地域で開かれた。米国出身者らの一行が工場を見学し、鍛冶などの技術を体験。外国人の視点から魅力や改善点を探った。

 滞在期間が長く、旅行の時の消費単価が高いとされる欧米や豪州の人を主なターゲットに、ツアーメニューの開発を進めようと、国土交通省が全国各地で実施している。北陸信越運輸局によると、県内では燕三条地域のほか、佐渡市など計5カ所が対象となっている。

 一行は、トラベルライターで敬和学園大(新発田市)のグッドマーカー・グレゴリー教授(58)ら3人。4、5日に三条、燕、加茂の各市で鎚起(ついき)銅器や包丁、びょうぶ・木工品などの製造業者を中心に巡った。

 三条市元町の三条鍛冶道場では、職人の手ほどきで五寸くぎからペーパーナイフを作った。コークスの炎で五寸くぎを赤く熱して金づちでたたき、研磨機で形を整える一連の作業に挑戦。飛び散る火花に「ワオーッ」と歓声を上げながら鍛冶の技を体感した。

 グレゴリー教授は「鍛冶体験は初めてで面白かった。ハイキングなど体を動かして自然を堪能できるメニューと組み合わせると、さらに楽しめそう」と提案した。

 都内の旅行代理店に勤める米国出身の参加者(32)は「訪れた中には、英語を話せて技術にも詳しいスタッフがいる業者もあった。細かい質問に答えてくれると旅の魅力が深まる」と話した。

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