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ゲレンデの雄姿、発信お手伝い 白馬で動画撮影サービス

信濃毎日新聞(2020年2月11日)

 カメラや家電のレンタルサービスを手掛けるrentry(レントリー、長野市)は、スキー・スノーボード客の滑走姿を動画で撮影するサービスを、北安曇郡白馬村のエイブル白馬五竜スキー場で始めた。軽快なBGM、スロー映像などを交えて数分間の「おしゃれな動画」に編集するプランも用意。思い出を記録に残し、会員制交流サイト(SNS)で発信したい若者や家族連れの需要を見込む。

 耐衝撃や防水に優れ、臨場感のある高画質動画が撮影できる「アクションカメラ」の貸し出しと撮影を受け付けるブースをスキー場の施設に開設し、撮影スタッフが常駐している。撮影料金は30分につき税込み2800円。希望があれば同4800円で動画を編集し、翌日にデータをインターネット経由で送る。

 昨年12月下旬に撮影サービスを開始してから、1日3件ほどの利用があり、半数以上が編集も申し込む。利用者の7割ほどが外国人で、アジア圏の家族連れや若者が目立つ。川島健太郎代表は「感動や思い出を良い形で残し、SNSで発信したいとの要望が強い」と話す。フォームをチェックしたいスキーヤーらの撮影依頼もあるという。

 顧客の了承を得た動画は、レントリーが買い取って自社のウェブサイトで公開している。「リアルな体験の映像が見る人を引きつける」(川島代表)とし、カメラのレンタルや撮影サービスの利用増を狙う。エイブル白馬五竜に動画を無償提供し、スキー場のPRにも役立てている。白馬村の白馬コルチナスキー場には予約の受付窓口を設け、エイブル白馬五竜から撮影スタッフを派遣している。

 レントリーは2018年3月に設立し、一眼レフカメラやアクションカメラ、掃除ロボットなどを貸し出している。インターネットを通じたレンタルが主力だが、白馬村や北佐久郡軽井沢町の観光・宿泊施設と連携して現地でのレンタルも強化している。グリーンシーズンにスキー場以外の観光スポットで動画の撮影サービスを始めることも検討している。

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