アカモクの生育が遅れている崎山半島沖=2013年、七尾市鵜浦町

アカモクの生育が遅れている崎山半島沖=2013年、七尾市鵜浦町

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海藻のアカモク 七尾湾の幸、生育遅れ

北國新聞(2020年2月13日)

 七尾市東部の崎山半島沖で例年1~3月に成熟する海藻「アカモク」の生育が遅れ、12日時点で漁開始のめどが立っていない。地元の水産業者は「2月中旬までずれ込むことは初めて」と不安を募らせている。
 石川県水産総合センター(能登町)によると、アカモクは波の穏やかな海域で、海底の石がきれいな場所に自生し、海水温が低いほど育つという。能登町沖では海面にまで伸びて、収穫可能な状態といい、担当者は「七尾以外の地域では生育しており、暖冬が原因とは断定できず、捕れない理由は分からない」と首をかしげる。
 崎山半島沖では鵜浜漁業生産組合が漁に取り組んでいる。昨年は1月26日に漁が始まったが、今年はアカモクが水深約10メートルから水面まで伸びてこないため、漁を始められないでいる。漁期は3月末まで。同組合に加盟する鹿渡島定置の酒井秀信社長は「七尾のアカモクは粘り気があっておいしいと評価されている。なんとか必要な量を確保したい」と話した。

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