発酵食品を中心に県内の食品の魅力を発信するポータルサイトの画面

発酵食品を中心に県内の食品の魅力を発信するポータルサイトの画面

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「発酵・長寿」信州の食、魅力発信 県がサイト開設

信濃毎日新聞(2020年2月14日)

 県は13日、発酵食品を中心に信州の伝統的な食品の魅力を発信するポータルサイトを開設した。サイト名は「発酵・長寿」。情報発信を強化してブランド力を高め、県内の関連産業の活性化を図る。みそや日本酒、高野豆腐(凍り豆腐)や寒天といった郷土食など17品目の特徴や歴史を紹介している。

 全国トップの出荷額を誇るみそは、平安時代には高級食品で贈答品として使われていたこと、大豆イソフラボン、乳酸菌など健康に良いとされる成分を含んでいることなどを解説。日ごろから発酵食品に関わっている食品メーカーや飲食店関係者らを「元気な発酵人!」として紹介するコーナーもある。

 県や産学官でつくる県食品製造業振興ビジョン推進協議会は2018年度に「『発酵・長寿』県」を宣言。同ビジョンでは、14年に6511億円だった食料・飲料の製造品出荷額を、22年に7700億円にする目標を掲げる。県産業労働部は「サイトを充実させ、大勢に信州の食の魅力を伝えたい」としている。

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