大切に受け継がれてきたひな人形が並ぶ「ひな雪見かざり」=南魚沼市

大切に受け継がれてきたひな人形が並ぶ「ひな雪見かざり」=南魚沼市

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宿場町 出迎え愛らしく 南魚沼でひな雪見かざり

新潟日報(2020年2月20日)

 代々受け継がれてきたひな人形を商店の店先に展示する「ひな雪見かざり」が、新潟県南魚沼市塩沢の牧之通りを中心に開かれている。宿場町を再現した風情ある通りを巡る観光客を、愛らしいおひなさまが出迎えている。

 地元の女性たちでつくる「牧之通り 射干(しゃが)の会」が主催し、ことしで15回目。牧之通りの周辺だけでなく、道の駅南魚沼の今泉記念館や六日町地区の旅館など計58軒が参加している。

 牧之通りにある「中島屋」では、江戸時代から平成まで11種類のひな人形がずらりと並んだ。約220年前の古今雛(びな)や、塩沢特産の織物「塩沢お召(めし)」を着たひな人形などバラエティーに富んでおり、訪れた人たちは由来などを聞きながら、じっくりと眺めていた。

 市内の主婦(76)は「歴史あるものから現代風のものもあり、とてもきれい」と話した。

 ひな雪見かざりは4月3日まで。

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