東北の復興支援につなげようと、宮城県石巻産のカキを炭火焼きで楽しめる「出張カキ小屋 牡蠣(かき)奉行」が21日、富山市の富山城址公園で始まった。3月15日まで。
東日本大震災の被災地でボランティアを行った岡本航平さん(岡山)が中心となり、2012年から全国各地で実施しており、富山では3回目。
カキは、富山会場の責任者の橋本登輝雄さん(東京)が石巻漁港で仕入れた。ハマグリやサザエなどの海鮮物、カキフライやカキ汁なども並び、訪れていた学生らはおいしそうに食べていた。
橋本さんは「9年間で漁獲量は震災前の7、8割まで回復してきた。味は間違いないので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。営業時間は午前11時~午後9時。