「第20回入善ラーメンまつり」は22日、入善町のうるおい館前特設会場を中心に始まった。全国の24店舗が自慢の味を販売し、たくさんの来場者がお目当ての一杯を楽しんだ。23日まで。
東京や大阪、北海道、新潟などの有名店が参加した。クリーミーな鶏白湯スープや、濃厚豚骨と熟成みそを合わせた一杯など、初出店の店舗や新メニューのブースも並んだ。入善町の若手有志が作る「入善ブラウンラーメン」と「入善かきラーメン」も盛況だった。
県内外のスコーンや食パンなどの専門店11店が集った「もうすぐ春のパンまつり」を初企画した。うるおい館では「第5回全国絶品スイーツ祭」を同時開催。プリンやフロマージュを求める人で長い列ができた。
まつりは、町商工会が中心市街地を盛り上げようと毎年主催している。
前日の21日には、新型コロナウイルスへの感染が確認された千葉県の女性が富山県を訪れたことが分かり、町商工会は消毒コーナーを10カ所に設置するなど対策を強化した。会場ではマスク姿の来場者が目立った。中村智也実行委員長は「例年より若干客入りが少ない印象だが、それでも多くの人に来ていただいた。2日目も万全の対策で迎えたい」と話した。
23日は午前9時半~午後3時半。あいの風とやま鉄道で来場すると、滑川-石動各駅から入善駅までの往復運賃が千円になる。北日本新聞社共催。