JR東海は、飯田線の観光列車「飯田線秘境駅号」を3月27〜29日、4月3〜5日の計6日間運行する。3月は上り線で初めて駒ケ根駅(駒ケ根市)始発が加わり、豊橋駅(愛知県豊橋市)間を運行。3月の下りと4月は飯田駅(飯田市)―豊橋駅間を結び、各日上下1本ずつ運行する。全車指定席で、乗車1カ月前に飯田駅など主な駅で発売する。
同社広報部によると、飯田線秘境駅号は2010年4月に運行が始まり、この春で10周年を迎える。鉄道以外でたどり着くことが難しい場所にある秘境駅を巡る急行として人気が高い。下りは、小和田(浜松市)、中井侍(天龍村)、為栗(同)、田本(泰阜村)、金野(飯田市)、千代(同)など計13駅に、上りは飯田駅以南で計10駅に5〜20分ほど停車。停車中は駅舎外も散策できる。
3月の上りは午前11時47分駒ケ根発、午後5時54分豊橋着。4月は上りが午後1時13分飯田発。下りは午前9時50分豊橋発、午後3時半飯田着。乗車券の他に急行券・指定席券が必要。