展示準備を進める関係者=しいのき迎賓館

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金沢の犀川大橋 藩政期の絵図を公開

北國新聞(2020年3月3日)

 加賀藩のお抱え絵師、佐々木泉景(せんけい)(1773~1848年)が現在の犀川大橋付近を描いたとされる絵図が3日、しいのき迎賓館で初公開される。市内の旧家から見つかった。釣りをする武士や、現在の野町2丁目にある神明宮の様子を生き生きと描いており、19世紀ごろの金沢の様子がうかがえる貴重な絵画として注目を集めそうだ。
 泉景の没後に「旧藩時代犀川大橋付近の絵図」と題された縦1メートル、横2メートルの絵図で、舟で犀川を渡る人々や、にぎわう商店の店先などが細かく描かれている。泉景は現在の加賀市大聖寺の出身で、京都で腕を磨いた後に加賀藩に招かれた。草花、花鳥画で知られる。
 絵図の公開は8日まで開かれる「百万石古書画展」(北國新聞社後援)の一環で、展示ではこのほか、山中温泉の成り立ちを表現した絵巻、金沢出身の評論家、三宅雪嶺(せつれい)の書など約100点が並ぶ。古美術商らでつくる同展実行委員会が主催する。入場は無料。

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