見頃を迎えているムユウジュ

見頃を迎えているムユウジュ

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ムユウジュ花付き良く 県中央植物園

北日本新聞(2020年3月4日)

 県中央植物園(富山市婦中町上轡田)の熱帯雨林植物室では、仏教三大聖樹の一つ「ムユウジュ」が見頃を迎えている。例年にないほど花付きが良く、同園は「ぜひ間近で楽しんでほしい」と話している。見頃は7日ごろまで。

 ムユウジュはインドやスリランカ、ミャンマー原産のマメ科の植物。同園で栽培するサラノキ、インドボダイジュと共に仏教三大聖樹とされ、3種類とも栽培しているのは全国的に珍しいという。

 数十個の花が丸く集まっており、花びらのように見える「がく」が赤色からオレンジ色のグラデーションになっているのが特徴。例年は太い枝に一つずつ咲く程度だったが、ことしは細い枝にもそれぞれつぼみができている。花付きが良い理由はよく分かっていない。栽培展示課の志内利明主任は「普段より間近で花を見られる機会。ぜひ楽しんでほしい」と話した。

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