茅野市の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」は20〜23日、「県民入園フリーデー」と銘打ち県内在住者とその同伴者の入園を無料にする。暖かくなるにつれ、英国で「春告げ草」と呼ばれるスノードロップの他、キバナセツブンソウやクロッカスが相次いで開花。同園は「足元の春を楽しんで」と来場を呼び掛けている。
同園は八ケ岳山麓の標高1080メートルにあり、広さは約1万平方メートル。今年は暖冬の影響で、全体的に開花が昨年に比べ10〜14日ほど早いという。約1週間前にキバナセツブンソウが黄色い花を咲かせ始め、ここ数日でクロッカスのつぼみも開きつつある。4日は暖かな日差しの下、ミツバチが花々の間をせわしく飛び回っていた。
開園時間は午前9時半〜午後5時。県内在住者を証明するために、運転免許証や保険証などの提示が必要になる。問い合わせは同園(電話0266・77・2019)へ。