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雪割草、目を潤す 五泉のハウス開放

新潟日報(2020年3月9日)

 新潟県五泉市愛宕の「村松雪割草の会」が管理するハウスで、雪割草が早くも見頃を迎えた。現在は7割ほどが咲き、ピンクや紫などの愛らしい花が、一足早い春の雰囲気を演出している。

 2003年に発足した同会は、村松公園内にある愛宕山を雪割草の群生地にしようと、10年ほど前から苗を約330平方メートルのハウスで育てている。同会によると、ことしは暖冬の影響で例年より1週間ほど開花が早いという。

 ハウス内では「千重咲き」など、さまざまな形の雪割草がずらりと並び、5日は訪れた人がじっくりと鑑賞を楽しんでいた。

 気温の高い日は花が一斉に開くという。会長の山賀紘三さん(77)は「どの花も個性があって、咲き方や色もさまざま。来週には満開になりそうだ」と話した。

 4月上旬までハウスを開放。午前9時~午後4時。1株400~500円、プランターは3千円で販売している。また市役所村松支所では30日まで、山賀さんが撮影した雪割草の写真展も開催している。

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