手作りの膝掛けを広げるメンバー=加賀市熊坂町の蘇梁館

手作りの膝掛けを広げるメンバー=加賀市熊坂町の蘇梁館

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加賀市の団体 福島に手編みの膝掛け贈る

北國新聞(2020年3月12日)

 加賀市のまちづくり団体「たぶんかネット加賀」が東日本大震災の被災地・福島に9年近くにわたって贈り続けてきた手編みの膝掛けが11日までに、計2600枚を超えた。約20人のメンバーが復興途上の被災地を思い、創作に励んでいる。
 膝掛けは縦120センチ、横70センチ。冷え込みが厳しい被災地で人々が少しでも温かく過ごせるようにと、11年冬から贈り続けてきた。現在はメンバーが週2回集まって毛糸を編み、毎年2、11月に福島に届けている。
 南相馬市が中心だった寄贈先は次第に福島県内各地へと広がり、「カラフルな膝掛けに癒やされました。生活再建に向けて頑張ります」などとつづられた感謝の手紙が今も届く。
 たぶんかネット加賀の事務局がある「蘇梁(そりょう)館」(加賀市熊坂町)には、支援者から大量の毛糸が寄せられる。メンバーの寺前みつ子さん(85)=山代温泉=は「復興の道はまだ遠い。活動を通じて少しでも安心感を届けたい」と語った。活動参加者と毛糸を引き続き募集している。

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