日本画家の故平山郁夫さんの代表作「シルクロード」シリーズなどを西陣織で再現した展示会が3月11日、福井県敦賀市プラザ萬象市民ギャラリーで始まった。14日まで。
京都市の織物業などでつくる実行委員会が主催し、近畿圏を中心に巡回展を昨年から開催。今回は16点が並んでいる。
西陣織の職人が12色の糸を組み合わせて表現したという。遺跡を背景にラクダの群れを統率するキャラバンを描いた作品「パルミラ遺跡を行く 朝」など、西陣織で精密に再現した。
このほか、仏像などを西陣織で表現した「国宝の美展」も同時開催している。
入場無料。午前10時から午後5時まで。最終日は午後4時まで。