中川村のキャンプ場「信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で休校となり、外出を控えている子どもたちが自然の中で過ごせるよう、子どもの入場料を無料にしている。森に囲まれ、人の少ない野外でたき火や川遊びをしながら、のんびり過ごすことを提案している。
オーナーの鈴木道郎さん(55)が「元気な子も元気がなくなってしまう」と心配し、急きょ企画。通常は1泊幼児200円、小学生〜高校生500円の入場料を無料にした。4月末まで続ける予定だ。キャンプサイトは50組分、キャビンは12棟。斜面に階段状に設置されており、密集を避けられるという。
鈴木さんは「少し山に入るだけで別世界。子どもたちは何も心配せず、伸び伸びと過ごしてほしい」と話す。問い合わせは鈴木さん(電話0265・88・2695)へ。