古民家を改装した宿泊施設の内部のイメージ(ちの観光まちづくり推進機構提供)

古民家を改装した宿泊施設の内部のイメージ(ちの観光まちづくり推進機構提供)

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古民家4棟、宿泊施設に改装 茅野で開業へ、サイト開設

信濃毎日新聞(2020年3月18日)

 ちの観光まちづくり推進機構(茅野市)は17日、茅野市内で5月に開業する古民家を改装した宿泊施設4棟のウェブサイトを開設した。3月中にもサイトで宿泊予約の受け付けを始める。外国人富裕層の利用を念頭に英語版も用意した。

 改装工事は昨年夏に着工。4棟のうち湖東の2棟と金沢の1棟は木造平屋、北山の1棟は木造2階建て。定員は2〜6人で、素泊まりで1棟丸ごと貸し出す。料金は1人当たり1泊1万9千〜4万2千円。2泊目以降は1割引き。宿泊客が地元の人の手ほどきを受けて郷土料理を作ったり、周囲の散策を楽しんだりして連泊することを想定している。

 いずれの施設も古民家再生に取り組む米国人の東洋文化研究家アレックス・カーさん(67)=京都府=が監修した。古民家のたたずまいを残しつつ、冬を快適に過ごせるよう床暖房を導入。公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の使用環境も整えた。同機構は「観光客と地元の人の出会いを創出したい」としている。

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