コンテストで優勝した津畑和敏さんと新メニュー

コンテストで優勝した津畑和敏さんと新メニュー

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創作豚丼で特産応援 十日町・ベルナティオが提供

新潟日報(2020年3月19日)

 当間高原リゾートベルナティオは地域の特産品「妻有ポーク」を応援しようと3月から、豚丼料理「塩麹(しおこうじ)漬けチャーシューのきりざいのせ野菜出汁(だし)のひつまぶし風」をランチメニューとして、レストランで提供している。社内のシェフらによる豚丼コンテストで優勝したメニューだ。

 妻有ポークは、新潟県の十日町市と津南町の計9農場で生産され、脂身の融点が32度というなめらかな口溶けが売り。コンテストは全国ブランド化を後押ししようと、2月中旬に開かれた。

 日本料理やフランス料理、中国料理などのシェフら10人が参加した。豚肉とマグロのコラボレーションや、豚角煮と野菜を揚げた一品などが登場。同社役員や生産者、旅行業者らが、味や見た目、独創性、採算性などの観点で採点した。

 採用された「ひつまぶし風」を考案したのはフランス料理グループの津畑和敏さん(38)。塩麹に漬け、真空でゆっくり火を通した柔らかな豚肉を野菜と一緒にご飯にのせ、しょうゆだれで仕上げた。出汁をかけて味の変化を楽しむ工夫なども評価された。

 津畑さんは「豚のうまみを生かしたくてバラを選んだ。みなさん経験も知識も上の方ばかりなので、大変光栄」と喜んでいた。

 ひつまぶし風は1480円(税別)。ほかの料理も期間限定で提供する予定。問い合わせは、025(758)4888。

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