石川県内の最高価格地点となった金沢市本町2丁目が位置する金沢駅兼六園口(小型無人機から)

石川県内の最高価格地点となった金沢市本町2丁目が位置する金沢駅兼六園口(小型無人機から)

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石川の公示地価 上昇率18年ぶり全国平均超

北國新聞(2020年3月19日)

 国土交通省は18日、1月1日時点の全国の公示地価を発表した。石川県内の全用途平均変動率がプラス1・8%となり、4年連続で上昇した。上昇率は全国47都道府県で10番目に高く、全国平均(プラス1・4%)を上回るのは2002年以来18年ぶりとなる。地価の上昇地点は前年より26地点多い140地点となり、北陸新幹線金沢開業以降の活発な投資が地価の回復を後押しした。ただし、年明け以降、景気が急速に悪化していることから、上昇傾向が鈍る可能性がある。
 調査結果には、新型コロナウイルスによる影響は織り込まれておらず、調査を担当した地価公示石川分科会の西田雄一代表幹事(不動産鑑定士)は先行きについて「不確定要素が大きすぎて、冷静に状況を注視するしかない」としている。
石川県の全用途の平均価格は1平方メートル当たり7万8700円で、高い順で全国16位となった。
 商業地の平均変動率はプラス1・9%で、前年の同1・3%から拡大。上昇は5年連続となり、平均価格は15万1100円だった。住宅地の上昇率は前年の0・4%から1・7%に伸び、2年連続で地価が上がった。平均価格は5万3400円だった。
 県内の最高価格地点は、13年連続で金沢駅兼六園口(東口)に位置する金沢市本町2丁目の商業地となり、価格は109万円だった。上昇率は5・8%と前年の7・9%に比べて鈍化した。地価の伸び率が最も大きかったのは、2年連続で金沢市片町2丁目の商業地となった。上昇率は13・6%、価格は46万円だった。
 市町別で全用途平均変動率がプラスとなったのは、野々市(5・5%)、金沢(4・4%)、津幡(2・4%)、白山(0・9%)、小松(0・7%)、内灘(0・6%)の6市町だった。
 調査は都市計画区域を定めている17市町(中能登町、宝達志水町除く)の商業地、住宅地、工業地の計228地点を対象に行われた。

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