おわらの歴史などを紹介するパネル展示を眺める来場者=八尾おわら資料館

おわらの歴史などを紹介するパネル展示を眺める来場者=八尾おわら資料館

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八尾おわら資料館 展示内容を一新 歴史コーナー充実

北日本新聞(2020年3月21日)

 富山市八尾町東町の八尾おわら資料館が20日、おわらの歴史を紹介するコーナーを充実させるなど展示内容を一新し、リニューアルオープンした。

 同館でお披露目会が行われ、主催者代表の高橋洋富山市観光政策課長が「おわらの魅力を発信する拠点としてさらに発展していくことを願う」とあいさつ。県民謡越中八尾おわら保存会のメンバーが、昭和初期の三味線などを使った演奏と踊りを披露した。

 今回のリニューアルでは、「おわら風の盆」を全国的なイベントに発展させた大正~昭和期の三味線や胡弓、唄い手などの功労者をパネルで紹介。八尾を訪れた文化人がサインを記した「鱈福帳(たらふくちょう)」など貴重な資料を閲覧できるタブレット端末も置いた。現代のおわらの写真も多数展示に加えた。来場者は展示をじっくり眺めながら楽しんでいた。

 リニューアルを記念し、20~22日は入場無料。

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