内装に金沢産の杉を用いた吹き抜け構造のエントランスホール=柿木畠

内装に金沢産の杉を用いた吹き抜け構造のエントランスホール=柿木畠

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金沢市役所 柿木畠に第2本庁舎完成

北國新聞(2020年3月21日)

 金沢市が整備を進めていた市役所第2本庁舎が完成し、20日に柿木畠の現地で市議や町会役員らを招いた内覧会が開かれた。庁舎は内装に地元産材や伝統工芸品を用いたほか、吹き抜けのエントランスを設けるなど開放的な造りで、災害対応の拠点となる危機管理センターを備える。5月7日から業務を始める。
 第2本庁舎は、本庁舎南側にあった旧市庁舎南分室を建て替えて整備した。建物は地下1階地上3階建てで、延べ床面積は1万2179平方メートルとなる。
 1階は農林水産局、環境局、市教委、監査事務局、2階は危機管理センター、会議室、市の外郭団体、3階は職員研修所を配置した。地下には110台分の駐車場を設けた。
 エントランスホールのテーブルやベンチには金沢産の杉を使用し、市民向けの生活情報の提供や観光案内を行う専用カウンターも設置した。階段部分には二俣和紙をガラスで挟んだ特殊な手すりを採用した。
 危機管理センターには、消防局の高所カメラや河川監視カメラの映像を同時に見られる大型モニターを配備したほか、情報通信技術(ICT)を用いて災害情報を一元管理する防災情報システムを導入した。
 外観は本庁舎に合わせてれんが色を基調とし、木虫籠(きむすこ)をモチーフにした意匠を取り入れた。建物の周囲は寄付金を活用して植栽した。庁舎整備に合わせ、建物南側の市道が無電柱化された。
 総事業費は53億7千万円。五井建築研究所(問屋町2丁目)が設計した。23日に落成記念式典が行われる。

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