つぼみが大きく膨らんだ足羽川の桜並木に取り付けられるぼんぼり=3月21日、福井県福井市つくも1丁目

つぼみが大きく膨らんだ足羽川の桜並木に取り付けられるぼんぼり=3月21日、福井県福井市つくも1丁目

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福井市・足羽川の夜桜彩るぼんぼり 足羽山は23日点灯

福井新聞(2020年3月22日)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で福井県福井市のふくい桜まつりは中止となったが、夜桜を彩るぼんぼりは今年も設置される。足羽川の桜並木は3月21日に取り付けが終わり、足羽山は23日から点灯される。

 足羽川の桜並木には、橋南エリアの住民らでつくる足羽川ぼんぼり物語実行委員会が設置した208基が、左岸堤防の桜橋から九十九橋にかけて並ぶ。明倫、明道、光陽、川西の4中学校の1年生が、「たのしみは」で始まる幕末の歌人橘曙覧の短歌「独楽吟」を詠み、和紙にしたため貼り付けた。

 設置作業は14日に始まり、21日は残る30基を、実行委員や福井の伝統工芸応援アイドル「さくらいと」のメンバーが脚立に乗ってつり下げた。

 桜は花芽が膨らんでおり、実行委員長の男性(25)は「企画していたイベントは中止にしたが、ぼんぼりがある桜並木の風景は今年も楽しんでほしい」と話している。太陽光で充電するLEDを使っており、4月11日まで設置する。

 足羽山では、足羽地区の住民でつくる「さくら灯(あか)りの会」が企業や個人から協賛を募った325基の取り付けが進んでいる。今年は足羽山公園遊園地の動物の写真を貼ったり、地元のこども園の園児が桜の花のシールを貼ったりと新たな趣向を凝らした。

 足羽山で茶屋「中村屋」を営む事務局長の男性(70)は「店の団体客の予約はほどんどキャンセルになってしまったが、足羽山の桜はぜひ見に来てほしい」と話している。点灯は3月23日から4月30日までの午後6時~午前0時。愛宕坂の照明も4月7日まで点灯される。

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