第76回現代美術展(一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社など主催)の作品搬入は22日締め切られ、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に計1491点が寄せられた。23日に審査が行われる。
内訳は委嘱393点、遺作2点、一般公募1096点となった。
搬入最終日も金沢市の県立美術館と金沢21世紀美術美術館には、作家が力作を持ち寄った。金沢21世紀美術館には、色彩豊かな日本画や、具象の魅力を詰め込んだ彫刻、気迫みなぎる書が運び込まれた。
審査は委嘱の部で、部門ごとに美術文化委嘱賞を選び、受賞6点から美術文化大賞と美術文化準大賞を決める。一般の部は各科から優秀賞を選考し、その中から最優秀賞2点が決まる。
現代美術展の会期は27日~4月13日で、県立美術館で洋画、工芸、写真、金沢21世紀美術館で日本画、彫刻、書を展示する。
入場料は前売りで一般900円、高校生・大学生500円、小中学生400円となる。当日は100円増しとなっている。