諏訪市は29日、高島公園の桜の開花を確認した。暖冬の影響で昨年より11日、平年より14日それぞれ早い。ソメイヨシノを中心にシダレザクラなど約90本の桜が植わっており、開花は公園全体の桜の咲き具合で判断している。市都市計画課によると、これまでで最も早く開花した。
この日、同公園では未明から昼までに降った雪が約10センチ積もった。ほころび始めた桜の花と雪の共演を写真に撮る人の姿もあった。
孫と雪遊びに訪れた近くの自営業、斉間みつ子さんは「積雪と桜の開花が同じ日なんて珍しい」。市は30日から桜をライトアップする。点灯時間は午後6時から10時まで。