中村さん(右)の指導を受ける児童=小松市のこまつ曳山交流館みよっさ

中村さん(右)の指導を受ける児童=小松市のこまつ曳山交流館みよっさ

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小松でこども歌舞伎稽古

北國新聞(2020年3月31日)

 「八町こども歌舞伎」の稽古は30日、こまつ曳山交流館みよっさで行われた。子供役者の女児7人が師匠の中村熊昇(くましょう)さん(66)=愛知県新城市=の指導でせりふや所作をじっくりと確認した。
 7人は今年の当番町である材木町のほか、大文字、寺、八日市、中の各町から集まった。父を殺された兄弟のあだ討ちを描いた「曽(そ)我十二時(がじゅうにとき) 揚巻助六(あげまきすけろく)の場」を演じる。
 中村さんは「お客さんに見せることを意識して」と助言した。2年ぶり2度目の出演で助六・曽我五郎時宗役を務める芦城小4年の松岡閑奈(かんな)さん(10)は「かっこいい役どころなので、皆に伝わるよう一生懸命演じたい」と意気込んだ。

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