ロマンチックな景観が楽しめる「恋人の聖地」など、福井県内4カ所の縁結びスポットを巡るスタンプラリーが4月1日、始まった。「恋愛」をテーマにした観光振興や地域活性化に向けて行っている聖地間交流の一環。越前和紙で作られた御朱印帳風の台紙には桜が描かれ、楽しんだ後は絵はがきとしても使えるようになっている。
NPO法人地域活性化支援センター(静岡市)認定の恋人の聖地は県内に3カ所あり、その一つ、敦賀市の北陸自動車道下り線杉津パーキングエリア(PA)を運営する中日本高速道路金沢支社が企画した。御朱印のようにスタンプ集めを楽しんでもらい、聖地を訪ね回ってもらうのが狙い。
同PA、レインボーライン山頂公園(若狭町)、芝政ワールド(坂井市)の3聖地と、「恋の宮」として知られる金崎宮(敦賀市)で、「虹」「風」など各地を象徴する漢字が書かれた台紙を配布。台紙は、聖地連携販売のカップル向けグッズなどを購入すればもらえる。
中日本高速道路金沢支社の担当者は「1カ所でも多く訪れてもらい、2人の愛を深めてもらえれば」と話していた。限定2千枚で、なくなり次第終了となる。