逆さまにしても「雷鳥」と読める文字アートのシールを貼ったカレーパンを手にする森社長

逆さまにしても「雷鳥」と読める文字アートのシールを貼ったカレーパンを手にする森社長

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逆さにしても「雷鳥」 立山、パン包装にアンビグラム

北日本新聞(2020年4月5日)

 パン製造販売の米っ粉倶楽部(立山町五百石、森純子社長)は富山市出身のアンビグラム作家、野村一晟さんがデザインした文字「雷鳥」のシールをカレーパンの包装に貼り、販売する。逆さまにしても「雷鳥」と読める文字アートで、売り上げの一部をライチョウ保護のために寄付する。

 同社は立山町まちなかファーム内でパン店「地パン」を運営し、町産米粉を使ったパンを販売している。カレーパンはトーストにカレーとチーズを載せて焼き上げ「雷鳥カレーパン」と名付けて200円で販売する。包装に文字アートを入れたシール(縦7センチ、横4センチ)を貼り、近く店頭に並べる。

 売り上げの一部はライチョウ保護のため、富山市ファミリパークの基金に充てるほか、富山GRNサンダーバーズを通して県自然保護課に寄付する。森社長は「ユニークな文字とパンの味を楽しんでもらい、立山のライチョウの保護につなげたい」と話している。

 雷鳥の文字アートは、永森家具(射水市)の木象嵌(もくぞうがん)コースターや、島田千秋さん(高岡市)がせっけんに彫刻を施すソープカービングにも活用する。

 問い合わせは米っ粉倶楽部、電話076(463)2820。

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