伊那市高遠町西高遠の赤羽菓子店が、こしあんを包んだ地元名物「高遠まんじゅう」をアレンジした新商品を作り、11日から1個税込み180円で販売する。
直径約6・5センチ。高遠まんじゅうを卵、小麦粉、白あんなどを混ぜたピンク色の生地で包んだ。「高遠城址(じょうし)」の4文字をあしらった寒天のフィルム、地元の桜の花と葉の塩漬けも添えた。赤羽敏社長 (56)は6日、「しっとりとした食感で桜の風味が楽しめる」とPRした。
桜の名所、高遠城址公園は今春、散り終わるまで閉鎖されている。見たかったとの声をよく聞くといい「まんじゅうで花見気分を味わって」。