放流用ホースから勢いよく飛び出す稚アユ

放流用ホースから勢いよく飛び出す稚アユ

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神通川に稚アユ放流

北日本新聞(2020年4月9日)

 富山漁業協同組合(藤田信弥組合長)は8日、富山市の有沢橋下流の神通川右岸で稚アユ約4万匹を放流した。午後にも約5万匹を放つ。

 神通川アユ・マス増殖場(同市吉倉)から稚アユが入った水槽をトラックで運搬。午前10時に組合員ら関係者約10人が荷台に積んだ水槽からビニール製のホースを川に延ばして、勢いよく放流。稚アユは元気に川を泳いでいった。

 放流した稚アユは、昨秋に神通川のアユから採卵し増殖場で育てたもので、体長は10センチ、重さは10グラム。同組合は5月末までに神通川水系の20カ所で、約40回に分けて計約180万匹(計約18トン)を放流する。アユ漁の解禁日は6月16日を予定している。

 同組合は神通川の資源を守るため毎年この時期に放流している。

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