茅野市と「ちの観光まちづくり推進機構」がこのほど、観光案内所や宿泊施設などで配布する観光パンフレットや地図など計４種類を新たに作成、リニューアルした＝写真。英語版や中国語版も用意。旅行者の要望にきめ細かく応える内容にした。

　このうち「ちのマップ」は車での周遊を促す目的で、白樺湖や尖石縄文考古館など観光スポットが一目で分かるように工夫。首都圏の教育、旅行関係者向けの冊子は、歴史や農業といった文化面を強調する内容に刷新した。児童生徒の教育旅行の誘致につなげる。

　同機構が発足した２０１８年から内容を検討してきた。同機構の矢部俊彦さんは「新型コロナウイルスの感染拡大で今は旅行が難しいが、パンフレットや地図を見てイメージを膨らませてほしい」としている。