修繕工事が完了した三光堂=羽咋市滝谷町の妙成寺

修繕工事が完了した三光堂=羽咋市滝谷町の妙成寺

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羽咋の妙成寺 重文「三光堂」の改修完了

北國新聞(2020年4月23日)

 羽咋市滝谷町の日蓮宗本山妙成寺(みょうじょうじ)で、1623(元和9)年に建立された国重要文化財「三光堂(さんこうどう)」の改修が完了した。42年ぶりに屋根のこけら板がふき替えられ、陽光を浴びて輝きを取り戻した。堂内では22日、節目の法要が営まれ、新型コロナウイルス感染症の完全な終息を祈った。
 三光堂は、本堂、祖師(そし)堂とともに、伽藍(がらん)が横一直線に並ぶ「三堂並立(さんどうへいりつ)」の一角を成す。日天(にってん)、月天(がってん)、明(みょう)星(じょう)天(てん)の「三光天」をまつり、国の安全や平和などを願ってきた。2018年9月から今年3月末までの工期の間に、雨漏り寸前だった屋根がヒノキ科の木「サワラ」の板でふき替えられ、さびて破損していた建具なども修繕された。文化庁、石川県、羽咋市が補助した。
 22日は工事完了後初めて、大森教裕参与ら3人が三光堂で祈祷(きとう)した。工事の無事完了に感謝した後、コロナの撲滅、感染者の平癒、犠牲者の冥福を祈った。
 境内では、国重要文化財「書院」で、破損した屋根での板のふき替えなどの修繕工事が進められ、12月末の完成を予定する。その後に書院と三光堂の落慶法要が営まれる。
 妙成寺では国宝指定を目指して学術調査が進められており、北國新聞社が特別協力し、一般財団法人北國総合研究所(金沢市)が事務局を務めている。

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