完成した砂像を見る古永さん(右)と西山さん(同2人目)ら会員=羽咋市千路町

完成した砂像を見る古永さん(右)と西山さん(同2人目)ら会員=羽咋市千路町

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七尾線千路駅前 「トトロ」の砂像お目見え

北國新聞(2020年4月29日)

 羽咋市千路町のJR七尾線千路駅前で28日、花壇の一角にアニメ「となりのトトロ」のキャラクターを模した砂像がお目見えした。大型連休中の千里浜海岸での砂像イベントが中止となる中、町在住のクリエーター古永健雄さん(49)が、花壇を世話する老人クラブと相談して制作した。「地元の子どもたちだけでも砂像を楽しんで」。線路脇の花壇で古永さんと高齢者が笑顔を咲かせた。
 千路駅前の花壇は、千路老人クラブが町出身者から空き地約350平方メートルを借りて8年前から世話をしている。会員が週1回の手入れを欠かさず、現在はチューリップやパンジー、シバザクラで彩られている。
 古永さんは5年前、町おこしにつなげたいと、花壇の一角に砂像を設置し始めた。雨や風で傷みが目立ち始めたため、今年は3年ぶりに新調した。
 砂像の基礎作りを始めた3月、新型コロナウイルスの感染が国内外に広がり、4月には出品予定だった千里浜海岸でのイベントの中止が決定。古永さんにとって今年は、千路駅前の砂像が連休中に展示される唯一の作品となった。
 像は高さ1・5メートル、幅と奥行きは各1・8メートル。アニメに登場するキャラクターが笑顔を広げている。出来栄えに驚いた老人クラブ会長の西山清さん(76)は「人を呼んで見てもらいたいぐらいだけど、今はできないのが残念。せめて、連休も遠出できない子どもたちや住民に楽しんでもらいたい」と目を細めた。
 像は冬に覆いが掛けられるまで楽しむことができる。古永さんは「地元の人が大切にしている花壇とともに砂像を見てもらえたらうれしい」と話した。

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