ホーロー看板や懐かしい車が並ぶ氷見昭和館別館の前で「新型コロナが終息したら来て」と笑顔を見せる蔵田館長

ホーロー看板や懐かしい車が並ぶ氷見昭和館別館の前で「新型コロナが終息したら来て」と笑顔を見せる蔵田館長

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「良き昭和」雰囲気たっぷり 氷見昭和館が分館開設へ

北日本新聞(2020年5月6日)

■蔵田館長「コロナ終息したら来て」

 昭和のレトロなグッズを展示している氷見市柳田の氷見昭和館が近くに分館を開設する。ホーロー看板や駄菓子ケース、懐かしい車などを並べ「良き昭和」の雰囲気を味わってもらう。現在は新型コロナウイルス対策として営業を休止中。蔵田幹善館長(69)は「新型コロナが終息したら心を癒やしに来てほしい」と展示作業に精を出している。

 昭和館は2011年にオープンした。昭和の雰囲気を再現した古民家や模擬店のコーナーが人気を集めている。内容充実へ収集を続ける一方、客からも提供があり、展示しきれなくなっていた。

 このため本館から約30メートル南にある空き家を借りて分館に充てた。表の壁に蚊取り線香やラジオ、真空管などをPRするホーロー看板を取り付け、1975年型のマツダ・ポーターや81年型のスズキ・ジムニーを並べた。

 室内には手回しのローラー脱水装置付き洗濯機や回転式チャンネルのブラウン管テレビ、駄菓子店の陳列ケースなどを置き、懐かしい空間を演出する。分館隣の氷見平成館でも展示作業を進めている。

 蔵田館長は同世代のタレント志村けんさんが新型コロナによる肺炎で亡くなったことにショックを受け、氷見市上田子のライブハウス氷見令和館を含め営業を休止した。感染が終息すれば、全館をオープンさせる。「今は耐えるとき。みんなに笑顔が戻った頃、存分に楽しんでもらいたい」と話す。

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