テレ句会へ、会員からはがきやファクスで寄せられた俳句=福井県勝山市荒土町北宮地

テレ句会へ、会員からはがきやファクスで寄せられた俳句=福井県勝山市荒土町北宮地

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ステイホームでも楽しき「テレ句会」 福井県内の俳句会

福井新聞(2020年5月13日)

 自然に目を向け、俳句に詠み込む楽しみは、外出はできなくても変わらず―。三密を避けるため、福井県勝山市の勝山樫鳥(かしどり)俳句会はこのほど、会員が集う句会の代わりに郵便、ファクス、メールで作品を集める「テレ句会」を開いた。会長は「発表の場があると生活に張り合いが出る」と、句作とテレ句会の意義を話した。

 同会は勝山、大野、坂井市の10人。通常は月1回、勝山市内で句会を開催している。会合が自粛され、「病気のためもともとメール参加する会員がおり、テレ句会は自然に思い付いた」と話す。1人5句の投句を、会長がパソコンで打ちこみ会員に送付。みんなが特選1句を含む7句を選び、コメントを添えて会長に再び送付し、会長がまとめた。

 通常の句会のように、自他の句を吟味し合う「一番楽しい時間」がなかったことは残念、という半面、「テレ句会」では選ぶ時間はたっぷりあったと会長は話す。「感性で選ぶのも好きだけど、みんなの句を自宅でじっくり吟味できる時間も楽しかった」

 投句の約3分の1が「マスク」「うつる」などの言葉が入った、新型コロナウイルスに関連していた。「俳句は生活の一部なので、自然とそうなる」と会長。「庭の花を見ても空を見ても、句にならないか考えている。家事をしていてもそう」。巡る季節に思いをはせ、娯楽が軒並み自粛となる中でも、退屈することはないという。

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