「酒乃生坂屋」が配り始めた酒類のテークアウト用カップ

「酒乃生坂屋」が配り始めた酒類のテークアウト用カップ

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酒類テークアウト用カップ 千曲の酒店、飲食店に提供

信濃毎日新聞(2020年5月14日)

 千曲市の酒店「酒乃生坂(いくさか)屋(や)」が、新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込んでいる飲食店などでの酒類の持ち帰り販売を促そうと、独自のカップを配り始めた。酒類のテークアウトは、国税庁が飲食店支援で新設した期限付き免許を取れば可能。「共に難局を乗り越えよう」との思いを込めた。

 カップは胴体部分が紙製、ふたはプラスチック製で200ミリリットル入る。日本酒1合(180ミリリットル)に合わせた。疫病を退散させる妖怪として注目を集める「アマビエ」が酒をたしなむ姿を描いたシールも用意。「酒は百薬の長」「持ち帰ろう信州の旨(うま)い酒!」といった文字も添えた。

 店主の若林数矢さん(50)が、取引先の飲食店から期限付き免許のことを教わり、地元にも広げようと企画。イラストは取引がある蔵元に描いてもらった。

 長野市川中島町で「やきとり義経」を営む田中経規さん(55)はこのほどカップ100個を受け取った。3〜4月の売り上げは前年同期の半分以下。焼き鳥はテークアウト販売しており、酒類でも売り上げを伸ばそうと期限付き免許を取得した。「市販だと合うものがなかった」とカップ提供を歓迎していた。

 「飲食店の料理と、それに合う酒を家でも楽しんでもらえるとうれしい」と若林さん。酒類を持ち帰り販売できる飲食店に無償提供する。問い合わせは生坂屋(電話026・272・0143)へ。

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