丁寧に天日干ししてイナダを作る立野代表

丁寧に天日干ししてイナダを作る立野代表

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珍味イナダ天日干し 新湊で生産最盛期

北日本新聞(2020年5月15日)

 脂の少ないブリを天日干しで乾かした高級珍味「イナダ」作りが、射水市新湊地域で最盛期を迎えている。

 富山湾の脂の乗ったブリを使うと表面に浮いてくる脂で乾燥が進まないため、脂の少ない九州産を使う。おろした身を塩漬けにした後、塩分を抜き、20日~1カ月間干すことで、うま味成分を凝縮させる。富山、石川の両県で贈答用に人気があり、塩気があるブリの風味が味わえる。

 同市港町の立野三郎商店の前には天日干しのイナダが並ぶ。立野豊代表(56)が状態を確かめながら一つ一つ丁寧に裏返し、乾き具合を確認していた。新型コロナウイルスの影響で需要が減ると見込み、昨年より70匹少ない150匹分を6月末までに出荷する。

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